シタラビンの副作用と効果

シタラビンの副作用と効果

 

シタラビンの副作用と効果

商品名(製造・販売会社)

・キロサイド(日本新薬)

 

 

 

 

■特徴
米国で開発されたビリミジン系の代謝拮抗剤で、米国ではもっともよく用いられる抗がん剤のひとつとなっています。

 

細胞内でAra-CTPという物質に変化し、DNAに取り込まれてDNAの合成を阻害する代謝拮抗剤です。

 

今日では、シタラビンの大量投与法は、急性白血病では欠かせない治療法となっています。
この効果は高いのですが、一方で、副作用が強く出るため、死亡する事例もあり、十分な治療管理体制と支持療法が必要となります。

 

主な副作用
嘔吐、下痢などの消化器症状があります。
大量投与した際は、口内炎もよく発生します。

 

また、眼の結膜炎が発症することも多く、予防としてステロイド剤の点眼剤を用いることもあります。

 

その他の一般的な副作用としては、頭痛、倦怠感、発疹、脱毛、紅斑、肝障害などがあります。
膀胱がんで、膀胱内に注入した場合は、頻尿、排尿通、血尿などがあります。

 

気をつけるべき重大な副作用としては、強度の骨髄抑制が起こること、白血球の大幅な減少です。
肺に対する毒性もあり、「間質性肺炎」や「急性呼吸促迫症候群」などの重い呼吸器疾患を起こした事例もあります。

 

■使用されるがん
・急性白血病
膀胱がん
肺がん
胃がん
大腸がん
乳がん
子宮がん
・急性リンパ性白血病

 

シタラビンに関する奏効率・生存期間中央値(MST)各種データ

 

・再発・難治性急性白血病に対する臨床成績
再発あるいは難治性急性白血病を対象にキロ。サイドN注400mgの臨床試験結果

完全寛解率

部分寛解率

奏効率

46.2%(18/39)

5.1%(2/39)

51.3%(20/39)

出典:シタラビン添付文書

 

抗がん剤の【効果指標】について患者が知っておくべきこと

 

【奏効率】

特定の種類の抗がん剤を投入されたがん患者集団のうち、完全奏功または部分奏功に達した患者の割合を【奏効率】と呼びます。完全奏功とは、画像診断でがん組織がすべて消失し、新たな病変がない状態が4週間以上続いたもの(完全奏功)。部分奏功とは、病変尾縮小が認められ、新たな病変がない状態が四週間以上持続したもののことを言います。

 

ただ、完全奏功したとしても、がん細胞が測定限界を超えて小さくなっていただけで、その後、癌が再度増殖するケースがほとんどであるため、高い奏効率の抗がん剤=延命を保障するわけではありません
【奏効率】あくまでひとつの目安として考えるべき指標です。

 

【無増悪生存期間・病勢無進行生存期間(PFS)】

病変・がん細胞が進行せずにおとなしくしている期間。ただ、【無憎悪生存期間】が延長しても、延命に必ずしも繋がるとは限りません。
【無増悪生存期間】あくまでひとつの目安として考えるべき指標です。

 

【生存期間中央値(MST)】

がん患者の追跡調査の結果、がん患者の集団の半数が死亡するまでの期間を生存期間中央値といいます。
【生存期間中央値(MST)】は抗がん剤の延命効果、【患者の期待する抗がん剤の効果】を意味するもっとも適した指標と言えます。

 

 

癌と抗がん剤治療

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■抗がん剤で「がんは完治しない」〜「奏効率」に騙されるな〜
抗がん剤治療で完治が見込めるのはごく一部のがんしかありません。抗がん剤の「奏効率」は、がんの治癒率を示す指標ではありません。抗がん剤治療の実態を理解することは、効果的な治療を受けるために非常に重要です。


 


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■抗がん剤治療を【ギャンブル】にしない賢い抗がん剤の活用法

抗がん剤はリスクとリターンのバランスの見極めが非常に重要です。また、合わない抗がん剤を最初に長期間投与してしまうと、効果がないばかりか、別の治療を受ける余力すらなくなり、時には致命的な状況に陥ることもあります。抗がん剤治療をギャンブルにしないための、考え方をご紹介します。



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