乳がんと「抗がん剤治療」

「乳がんと抗がん剤治療」

 

体の内部と違い外部にできる乳がんは、外科療法、放射線療法、抗がん剤治療、ホルモン療法など様々な治療があります。
外科手術による切除範囲は縮小の方向に向かっております。

 

乳がんは抗がん剤の効果が表れやすいがんです。
女性ホルモンの影響を強く受けるホルモン感受性の高い乳がん(全体の60〜70%)には、ホルモン剤が使用されます。

 

主な抗がん剤
シクロホスファミド
5−FU(フルオロウラシル)
ドセタキセル
パクリタキセル
・アントラサイクリン系薬剤(ドキソルビシン、エピルビシン)
上記の組み合わせ

 

・AC療法(シクロホスファミド+ドキソルビシン)
・CAF療法(シクロホスファミド+ドキソルビシン+フルオロウラシル)
・CEF療法(シクロホスファミド+エピルビシン+フルオロウラシル)

 

分子標的薬
ハーセプチン(トラスツズマブ)
AC療法にハーセプチンを組み合わせたTAC療法はAC療法より効果が高いという研究もありますが、心臓に対する相当の毒性があるので注意が必要です。

 

乳がんの20〜30%にはがん細胞の表面にHER2という特殊なたんぱく質が過剰に存在しています
ハーセプチンはこのHER2の阻害をする薬なのでHER2が陽性患者にのみ効果があります。

 

ホルモン剤
ホルモン感受性が高い乳がんにはホルモン剤が使用されます。

 

主な副作用
乳がんの場合は、他臓器に比較してがんが致命的になりにくい分、治療期間も長くなりがち、つまり抗がん剤の投与総量も多くなりがちです。

 

それぞれの抗がん剤の副作用としては、
シスクロホスファミドでは、骨髄抑制が起こりやすいほか、出血性膀胱炎のリスク、脱毛などです。
ドセタキセルパクリタキセルは末梢神経障害や骨髄抑制がよく起こります。

 

ドキソルビシンなどのアントラサイクリン系薬剤は心臓に障害が起こりやすく注意が必要です。
ハーセプチンの副作用は発熱、寒気などですが、アントラサイクリン系の薬剤と併用する場合は注意が必要です。

 

ホルモン剤
ホルモン感受性の高い乳がんの場合にはホルモン剤が投与されます。
閉経前乳がんには、LH−RHアナログ剤のリュープロレリンやゴセレリン、または抗エストロゲン剤のタモキシフェンなどを用いるのが一般的です。
閉経後乳がんでは、抗エストロゲン剤かアロマターゼ阻害剤(アナストロゾールなど)を使用します。閉経後の女性では、卵巣からのエストロゲンの分泌が停止します。
しかしアロマターゼという酵素の働きにより、脂肪組織などで男性ホルモンのアンドロゲンから女性ホルモンのエストロゲンが造られます。

 

このアロマターゼの働きを阻害することで、乳がんの増殖を抑制しようというものです。

 

主な副作用
ホルモン剤は、抗がん剤に比較すると、副作用はより軽いですが、ホルモン剤使用の影響による更年期症状がよく見られます。
アロマターゼ阻害剤は、骨量が低下して骨粗しょう症を誘発する場合があります。

 

参考 乳がんと抗がん剤の治療データ例

 化学療法未治療例を対象とした第III相無作為化比較試験(E2100試験)
乳がんと『抗がん剤治療』
乳がんと『抗がん剤治療』

 

HER2陰性で転移・再発乳癌に対する化学療法未治療患者を対象に、「パクリタキセル」のみと「パクリタキセルアバスチン」併用の比較。
単独に比べ「アバスチン」を加えた方が無増悪生存期間(独立判定委員会評価)の有意な延長が認められた。一方、生存期間については、アバスチンを併用することによる有意な延長は認められなかった

出典:アバスチン点滴 添付文書より

 

乳がんを患った有名人

乳がんと『抗がん剤治療』

北斗 晶

元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(48)が23日、自身のブログで乳がんにより右乳房の全摘出手術を受けることを告白した。さらに、がんが胸だけでなく脇のリンパに転移している可能性があることも明かしている。

 

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