抗がん剤が効く「がん」効かない「がん」

胃がんと『抗がん剤治療』

 

胃がんはかつて日本人に一番多い癌でした。
かつて・・・というのは今日では胃がんは肺がんにNo.1の座を譲り渡したからです。

 

その背景としては、食塩の取りすぎが「体に悪い」という観念が民間に浸透して、昨今では低塩・減塩食品が増え、食塩の摂取量が減ったこと、またピロリ菌感染率が低下したことが、胃がんの減少につながっていると考えられます。

 

とはいえ、未だ肺がんに次ぎ、がんで死ぬ患者の数としてはNo.2なのが胃がんです。

 

胃がんはまず「早期胃がん」と「進行胃がん」に区別できます。

がん細胞の浸潤が胃の粘膜の内側に留まっている場合を「早期胃がん」と呼び、
さらに深く進んでしまっているケースを「進行胃がん」と呼びます。

 

進行胃がん

分類型

 

特徴

1型(限局隆起型)

がんが粘膜上に隆起している。比較的治療しやすい。

2型(限局潰瘍型)

進行胃がんの内、約25%を占める。正常な粘膜との境目がはっきりとしており、潰瘍をつくる。肝臓に転移しやすい。

3型(浸潤潰瘍型)

進行胃がんの内、約40%を占める。粘膜との境目がはっきりせず浸潤している。

4型(びまん浸潤型)

粘膜表面にはあまり変化はないが、粘膜内に深く浸潤している。スキルス胃がんとも呼ばれ悪性度が高い。

 

胃がんの治療は外科手術です。抗がん剤だけで治癒は望めません。
抗がん剤治療はあくまで手術前後の補助手段、延命や症状コントロールを目的に用いられています。

 

主な抗がん剤
胃がんの抗がん剤では10種類ほどの薬が使われていますが、よく使用されるのが「TS−1」です。
「シスプラチン」ともよく使用されます。腎毒性のシスプラチンは大量の点滴が必要となるので、通常は入院して治療が行われます。

 

TS−1もシスプラチンも第一世代の抗がん剤です。
近年はハーセプチンという「HER2遺伝子」という遺伝子に変異がある場合に有効な分子標的薬も使われるようになりました。
そのほか
5FU(フルオロウラシル)メトトレキサート
・5FU(フルオロウラシル)+レボホリナート

 

さらに「ゼローダ」という日本で開発された抗がん剤との組み合わせの有用性も確認されています。

 

胃がんは、粘膜の内側だけの早期がんなのか、進行がんなのかで治療はまったく変わってきます。
早期がんであれば、内視鏡手術で治療も迅速に行うことができますので抗がん剤治療を行う必要もありません。
がん検診が重要な癌です。

 

主な副作用
TS−1では、白血球の減少、下痢、皮膚の色素沈着などがあります。
パクリタキセルでは、抹消神経障害、倦怠感、脱毛など。
5−FU(フルオロウラシル)では、下痢、腸炎など消化器系の副作用。
イリノテカンも下痢など消化器系副作用。

 

シスプラチンは抗がん剤の中でも最強の嘔吐性があります。また腎毒性なので注意が必要です。

 

参考 胃がんと抗がん剤の治療データ例

Stage II、IIIの胃癌治癒切除症例を対象とし、TS-1投与(手術後1年間)群(529例)と手術単独群(530例)を比較
手術後3年の生存率は、手術単独群70.1%、TS-1投与群80.5%。

 

胃がんと『抗がん剤治療』

出典:TS−1 添付文書より



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