抗がん剤が効く「がん」効かない「がん」

肺がんと「抗がん剤治療」

 

肺がんは日本でも最も死亡数の多い癌です。毎年8万人が疾患し、7万人が亡くなっていきます。最大の原因は勿論タバコと言われています。

 

肺がんと『抗がん剤治療』

 

肺がんは、まず「@小細胞がん」か「A非小細胞がん」かで分かれます。

 

小細胞がん

小細胞がんは、小さな細胞が密集して広がっている癌。肺がんの中では約15%を占めます。
ほとんどが喫煙者で非常に増殖が早く、転移しやすい、たちの悪いがんです。
初期の段階で50%、ステージUでも80%は全身に見えない小さながん細胞が散ってしまっているとも言われておりますので、一度治っても、再発が起こりやすい癌です。

 

増殖が早い為、早期発見が困難でもあり、小さな癌でも全身に転移している可能性があるため、全身を叩く抗がん剤治療と併用しながら、局所を放射線療法と組み合わせて行うことが多いです。
放射線療法では、高い腫瘍縮小効果が得られ、5年生存率が25%という報告があります。

 

「小細胞がん」については、イレッサのような【分子標的薬】はまだ開発されていません。しかし、通常の抗がん剤や放射線治療に対する反応が良いので、併用化学療法が治療の基本です。
小細胞がんは、脳にも転移しやすい特徴をもっています。脳に転移してしまうと、抗がん剤も脳細胞までは届かないので、外科治療や放射線治療が選択されます。

 

主な抗がん剤
・IP療法(イリノテカンシスプラチン
・PE療法(シスプラチンエトポシド
・CAV療法(シクロホスファミドドキソルビシン+ビンクリスチン)

 

使う抗がん剤は「シスプラチン+VP16(エトポシド)」を原則4クールが標準治療です。
進行した小細胞がんの場合には、「シスプラチンイリノテカン」というより強力な治療が行われます。

 

主な副作用
シスプラチンは抗がん剤の中でも最強の嘔吐性のある抗がん剤です。腎障害にも注意です。
エトポシドは脱毛が起こりやすい薬として知られています。
ドキソルビシンは一定量を超えると心臓障害のリスクが高まります。

 

非小細胞がん

非小細胞がんは、日本人の肺がん患者の85%を占め、中でも多いのは線がんです。
「非小細胞がん−線がん」は肺がん患者の60%を占めています。

 

非小細胞がんで手術が有効とされるのはステージT〜U期です。VB〜W期は手術不能とされます(VA期は手術の有効性が未だ明確でありません)。
VB〜W期に関しては、抗がん剤治療と放射線療法による症状の改善、延命効果が認めれています。

 

主な抗がん剤
・IP療法(イリノテカンシスプラチン

 

非小細胞がんの抗がん剤治療には、癌遺伝子のひとつである「EGFR遺伝子」を調べ、陽性であれば、イレッサが使用されます。

 

イレッサが使用されない場合は、プラチナ製剤抗がん剤「シスプラチン」「カルボプラチン」に加え、「パクリタキセル」「イリノテカン」など別系統の抗がん剤を使用する、二剤併用療法が標準的治療となっています。

 

「EGFR遺伝子」が陰性で「非扁平上皮がん」かつ比較的元気な患者の場合、「シスプラチン+ペメトレキセド」、「カルボプラチンパクリタキセルアバスチン」などが投与されます。
「扁平上皮がん」の場合で比較的元気な患者の場合は、「カルボプラチンパクリタキセル」、「シスプラチン+ゲムシタビン」が投与されます。

 

いずれも75歳以下、ある程度元気な患者の場合です。
高齢の場合は、より負担が少なく、「延命」に重点を置いた治療をされるのが基本です。

 

主な副作用
シスプラチンは抗がん剤の中でも最強の嘔吐性のある抗がん剤です。腎障害にも注意です。
パクリタキセルでは、重度の過敏症や骨髄抑制が起こることがあり、末梢神経障害もよく見られます。
ドセタキセルでは、むくみと骨髄抑制に注意です。

 

非小細胞がんと抗がん剤の臨床データ例

肺がんと『抗がん剤治療』
出典:がんサポート
ステージWの非小細胞肺がんで、2ヶ月ほどの延命効果が期待できるということが示されています。



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