がん治療と副作用対策 情報センター

がんの種類とタイプと進行度

 

「肺がん」「乳がん」「大腸がん」

 

できる部位によって様々な「がん」があります。

 

しかし、「何がん」かは、実は医師達専門家にとってはあまり重要ではありません。

 

医師達専門家からすると、どこに出来た「がん」よりは、「がんの型」や「タイプ」の方が重要なのです。

 

がんと診断されたとき
医師が必ず確認するのが「がんの組織学的分類」です。

 

ほとんどのガンは「組織学上」【腺がん】と【扁平上皮がん】のいずれかに分類されます。

 

腺がん

胃液の分泌腺、乳腺の分泌腺などの「腺」から発生するものです。
「胃」や「腸」など消化器、肺、乳房、子宮体、卵巣、前立腺、甲状腺などから発生します。

 

遠くの臓器に転移する傾向があり、血行性転移が多くあります。

 

【扁平上皮がん】

皮膚や粘膜の「扁平上皮」、すなわち扁平な形をしている細胞から生じます。
口腔、咽頭、喉頭、肺、子宮頸部などから発生します。

 

近くの臓器に浸潤しますが、遠くへの転移は稀です。

 

がん細胞は「分化度」が低いほどタチが悪い

たとえば神経細胞と胃の粘膜の細胞がまったく違うように、人間の細胞には様々な種類があります。
臓器によって機能が違うわけですから、種類がまったく異なるのは当然です。

 

さて、人間の身体は60兆個の細胞で出来ているといわれていますが、最初から60兆個の細胞が存在したわけではありません。

 

精子と卵子が結合してできたたったひとつの【受精卵】から細胞分裂を繰り返し、様々な組織、臓器に【分化】していって60兆個の人体となるのです。

 

受精卵は、1種類の単細胞として増えるのではなく、様々な形態や機能を持った細胞へ分裂、増殖を繰り返していきます。
このように機能を持った細胞へ変化する過程を【分化】といいます。

 

がんの種類とタイプと進行度

 

がん細胞にも【分化】があり、高分化、低分化、未分化と分けられます。

 

未分化ほど原始的な細胞であり、分化が進むほどに本来の臓器の細胞に似てきます。
たとえば未分化の胃がん細胞は、全く胃の細胞の面影はありませんが、分化が進んで高分化になると、本来の胃の細胞に似ています。

 

この【分化】が低分化であればあるほど、分裂する余力が大きく、増殖力があり、転移もしやすい【たちの悪いがん】と言われています。
逆に、高分化な癌は、既に分化が終わっているので、それ以上増殖しにくく、【たちの良い】がんと言われます。

 

まとめ

高分化がん:分化の高い状態でがん化しているため細胞分裂のスピードはゆっくりと増殖。転移が少ないため、悪性度の低いがんと言われます。
低分化がん:さかんに分裂をしている未成熟の細胞ががん化したもの。細胞分裂のスピードが速く、増殖、転移が多く見られる。悪性度の高いがんと言われます。
未分化がん:分化の性質を持たずその細胞から発生したか確認できないがん。低分化がんよりも分化の度合いが低いため、悪性度の最も高いがんと言われます。

 

ただし、【たちの悪い】低分化のがんは増殖が速い分、抗がん剤が比較的効果を発揮し易いという側面があります。
たとえば低分化な癌の代表的なものに肺小細胞がんがありますが、確かに【たちの悪いがん】ではあるのですが、抗がん剤が効果を出しやすい傾向はあります。

 


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